イルカのお話

iruka_l

高浜幼稚園のシンボルキャラクターである「イルカ」には、広々ゆったりとした環境の中で、イルカのようなやさしい気持ちと思いやりのある人に育ってもらいたいという気持ちが込められています。

1970年代からアメリカでは、イルカとの交流によって心を癒す「イルカセラピー」が研究されていて、日本でも多く紹介されています。イルカは、自分が発した音の反響で周囲の物体との位置関係を祭知する「エコーロケーション」という能力を持ち、実験によると、直径数ミリメートルの鉄球でも容易に識別するそうです。

そしてイルカには、強い利他心があり、弱っている個体があれば、自分たちの仲間のみならず、違う種の生き物でさえも助けようとするといわれています。イルカは、その特殊な能力と他者を助けるやさしい気持ちによって、目には見えない傷ついた心をも祭知し、身体の障害や心に傷を負った人に、特に近づいていくのだそうです。

高浜幼稚園は、子どもたちにそんなイルカのような「豊かな感受性」と「優しい気持ち」を併せ持った人間に育って欲しいと願っています。